繋がりを保ち続けることの難しさ

私達は強くない。弱さを抱えて生きている。

むかしむかし…のお話です。
私は、修士修了後に、某県の病院に就職。
お世話になっていた先生の紹介だった。公務員扱いだったし、常勤だった。上司について行こうと必死だったし、自分がヘマしたら、紹介してくれた先生に申し訳ないと思っていた。

でも、入職前から上司とは話がズレた。詳しくは書けないが、一方的に礼儀を欠いていると言われた。たしかに私の配慮不足もあったと思うし、上司が建前で言ったことを真に受けた自分がバカだったのかもしれないとも思う。そう、業界を知らなすぎたのだ。

入職前のことがあり、入職した初日から2時間以上の説教を受けた。自分の養ってきた臨床感、価値観が通じないことは痛感したし、勉強が足りないことも自覚はしていた。ただ、上司と2人職場で個室、他にいる心理士は違う部門・・・。日を追うごとに自分が孤立している、孤立させられていることに気付いていった。

毎日、泣いて自転車で帰り、夜に友だちや同期に話を聴いてもらってたがどんどん病んだ。2週間で限界はきた。毎日出すレポートを素直に受けとってもらえず、課題図書も山積み、検査で覚えていないことにも勉強が追いつかない。業務上でも怒られ、人格を否定され続けた。反論は許されなかった。

パワハラなんだなと気がついたし、この人は私を潰したいんだと思った。お互いの背景で、上司はわかり合えると思ったのに、少し期待と違っていた私に期待していた以上の憎悪を向けていたんだろう。

私は休職し、法的な手段をとったりして、退職した。そこまでいくのもすごく大変だった。
臨床心理士の資格を持っている人なら想像しやすいと思うけれど、修了後に私達は資格試験がある。仕事がその時点でなくなることは恐怖だった。先輩、実習先に戻ることで私は臨床現場を取り戻したし、資格も無事に取れたのでいい思い出だ。

ただ・・・。こういうことがあって、私のメンタルは底に落ちていた。診断書をもらったり、服薬もした。資格試験で同期と連絡はとっていたけれど、資格試験以降は、自分もなかなか会いたいと思えなくなったり、向こうも声をかけづらくなったんだろう。全くではないけど、疎遠になっていった。

こういう体験だけではなく、結婚、子どもが生まれるなどのライフイベントも影響して、同期とのつながりやピアサポートの仲間というのは繋がりを保ち続けるのが難しいと感じる。

終わりが見えないコロナの影響で、価値観の違いが鮮明となった。オンラインという媒体は近づいたが・・・
今、その話をしていいんだろうか?
みんな、大変なのに相談していいんだろうか?
とかって考えることが増えたんじゃないかなと感じている。

繋がりを保ち続けるのが難しいなら、新しい形で繋がりを作れないだろうかって考えてる。私達は専門家である前に、1人の人間で、人としての繋がりを主に仕事の話もできるようなフラットな横の繋がりの形成。

夢物語だと思われるのかもしれないけど、私は不可能じゃないと信じている。
臨床家である前に人としての繋がりを増やしていきたいと思うし、その中でなにができるのか・・・について真剣に考えている今日この頃。

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